最近受任した交通事故の事例

最近受任した交通事故の事例をご紹介します。

一つ目は、コンビニの駐車場での物損事故です。契約車両がある駐車区画に駐車しようとして
その付近に停車した直後に、その隣の区画から相手方車両が出てきて衝突した、という事故です。

相手方保険会社は、別冊判例タイムズ記載の基本割合に固執していますが、同書の注釈を
参照すると、過失割合を修正する余地は認められる、という事案です。

契約車両のドライブレコーダーの映像からも、その裏付けがとれそうなので、今後その方向で
交渉していきます。

もう一つは、人身事故で、症状固定間近の段階でご相談いただいた、というものです。
この件では、まず、後遺障害認定の手配をし、その結論が出てから、損害賠償額の交渉を行う、
という流れになりました。

損害賠償額の交渉では、過失割合が焦点となりそうです。基本割合では依頼者にも過失が
認められる形ですが、ここでも修正要素の適用の可能性があるので、その方向で交渉していく
予定です。

関連記事

  1. 特定遺贈と包括遺贈について
  2. 相続動画を作成しました①
  3. 消費者問題研修の講師とパネリストを務めました。
  4. 成年後見制度を利用「欠格条項」で失職は違憲 岐阜地裁
  5. 証人尋問の難しさ
  6. 任意後見と意思決定支援
  7. 人身損害の賠償請求の時効
  8. 配偶者居住権

最近の記事

PAGE TOP